葺き直し工事(野地板貼り付け含む)とは!!

葺き直し工事(野地板貼り付け含む)とは!!

前述の葺き直し工事に加え、今回は野地板について説明します。
野地板とは、防水紙敷かれており、屋根材が固定されている部分です。 屋根材が葺かれている下にはほぼ必ずこの野地板が存在することになります。 屋根と呼ばれるところには必ずその一部として野地板があるのです。 語源的には「野地の板」ではなく、「野(目に見えない部分)の地(下地)の板」という意味だそうです。 屋根の一部であり、必ず防水紙と屋根材と野地板のセットになっている 屋根の表面に屋根材、その下に防水紙、そして野地板と一般的な屋根ではこれらが必ずワンセットになっています。 屋根材や防水紙が欠けたら雨水がそのまま浸入してくることになりますし、野地板がなければ屋根材や防水紙を固定することができません。 垂木と防水紙と屋根材の間を取り持つ超重要部分 野地板自体は垂木に固定されています。屋根材と防水紙は野地板に固定されています。この構造から分かるように、垂木と防水紙・屋根材の間に存在し、それらを結びつけることで屋根を成立させているのです。これらのパーツが1つでも欠けたら、屋根は成立しません。その中でも表面と屋根材と防水紙、内部の垂木、これらを繋ぐ野地板は特に大事な部分と言えるでしょう。
実際のところ、屋根材にはほぼ雨が染みませんし、防水紙にも当然のことながら雨水は染みません。屋根から雨漏りが発生した場合、最初にダメージを受ける可能性が高いのが野地板なのです。野地板に染み込んだ雨水は垂木や天井といった周辺に伝わっていき、カビを発生させ、木材を腐食していきます。 野地板は耐震性や耐風性といった部分も受け持ち、屋根の構造を支えている部分ですから、雨漏りなどは絶対に避けなければなりません。野地板がしっかりしていれば、屋根だけでなく家もしっかりしてきます。
頑丈な建物というと基礎や柱に目が行きがちですが、実はその上の屋根も頑健さに大きく影響してきます。 野地板の選定は、単に材質だけでなく、その後のメンテナンス、リフォームのしやすさ、コストの面でも影響を与えます。たとえば、安価な材質を選ぶと初期コストは抑えられますが、長期的な観点で見ると頻繁なメンテナンスや交換が必要になり、結果的に高コストになることもあるので注意が必要です。

私たち、株式会社 智健工業は、埼玉県草加市にある外壁・屋根塗装をはじめとする各種リフォームを行っております。 「ここに任せて良かった!」「また智健工業に頼みたい」と思っていただけるようなサービスを心がけ、お客様のご要望にお応えするのはもちろんのこと、無駄な出費を抑え、お客様のご予算に合った施工方法を柔軟にご提案させていただきます。 外壁や屋根の塗り替え、水回りリフォーム、防水工事などお家の事でしたら何でもお任せください。

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